2015年8月14日金曜日

28 新型2等車で北上

 
2013年に訪れたタンピンやレンバウ付近を通る。複線電化が完了していて、電車運行開始への最終段階です。

Serembanへ向かって

Seremban駅到着前アナウンス

快調に走っていく

KL Sentral到着前アナウンス

 
この日のEkspres Rakyatには、一部新しく導入された2等客車が連結されていた。ETS車両と似通ったコンセプトのようで、各席に電源もあり、なかなか快適。とはいえ、2等車は2等車。1等車のチケットを購入していて、ゆったり座席を期待していたのでがっかりです。

この新しい2等客車、1両の定員は60人となっています。バタワース方から1A1Bで始まり、8A8B8C8Dまでがバタワース向きの座席配置。その後、9A9B9C9Dから16C16DまではJB向きの座席配置。座席転回はできなくて固定向きなのは残念なところ。1C1Dと16A16B席は欠番で荷物置き場になっている。窓配置と座席配置はズレがあり、主に偶数番号席なら窓枠には当たらない。

 
1Malaysiaのロゴ。ほんといろいろなところで見かけます。トイレは洋式ですが間違った使い方をしないように!

27 1等車のはずだったんだけど・・・

 
まだ単線非電化のジョホール州内のマレー鉄道駅、クルアン。のどかな雰囲気が残ります。

 
Jumpa Lagiの看板に見送られ、今日はほぼ1日かけてマレー鉄道西海岸線を北上します。

列車到着シーン

今日乗車するのは、バタワース行きのEkspres Rakyat号。マレー鉄道の看板列車です。ハリラヤ休暇明けですから列車の編成も長く、自分の乗車する1等車の客車を探します。しかし・・・、連結されてないんです!1等車の客車が!!発車時刻も間近なのでとりあえず目の前の客車に乗車してから車掌に案内を受けると・・・、それは2等客車でした。

 
横2席+2席の座席配置、ASCは、エアコン・セカンド・クラスの略です。自分の席にはおばさんが寝てたし、車掌からは何も説明もないし・・・。1等車と2等車の違いもわからずに座ってる客もいたことでしょう。マレー鉄道だから仕方ないと諦めてる客もいたことでしょう。僕は車掌に詰め寄って、少しもめましたが「ファーストクラスの客車は故障中でこの列車には連結されてない。あきらめてくれ」だってさ。食い下がらずにいると車掌はデッキに呼び出した上で、「下車駅で1等と2等の差額の返金を受けてくれ」と言ってそそくさに別の車両へ。

途中駅でのすれ違い

Labis駅を発車

Gemas駅到着前アナウンス

Gemasへ到着