2015年8月7日金曜日

14 国際急行 Ekspres Langkawi

 
ハジャイからクアラルンプールまで、国際急行Ekspres Langkawiに乗車します。ハジャイ駅の片隅に停車中のマレー鉄道の客車。15時すぎにホームに向かうと2等寝台と2等座席、電源車のたった3両きりです。車内の清掃も済んでおり、エアコンが効いているので早めに乗車します。

 
今夜のベッド、2等寝台の下段を探す。通路天井に寝台番号の案内板が付いたり、カーテンが新しいものに変わっていた。ベッドは組み立て済み・ベッドメイキング済みで16時半の発車時刻からゴロゴロと寝転がりながら、移り行く車窓を眺める。

 
ハジャイ出発後、40分ほど走るとタイ・マレーシアの国境駅パダンブサールに到着。全ての荷物を持って下車し、出入国手続きを済ませます。ホームに戻ると、Ekspres Langkawiはパダンブサールからの寝台車や座席車、ビュッフェ車両が増結された長い編成で待っています。

Padang Besar駅を発車

 
パダンブサールから先のマレー鉄道は複線電化されています。まもなくETS (Electric Train Service)の運行も始まると報じられています。タイ国鉄の路線と違い、揺れもあまりなく走行していきます。

複線電化区間をゆく

Arau駅を発車

日が暮れた頃にビュッフェ車両へと行ってみます。途中何両もの車両をまたいでの移動です。ビーフンゴレンとコーラ、氷を頼んで夕食としました。

13 ハジャイ

 
途中駅にて、単線のため対向列車待ち。飲み物やお弁当を売るおばちゃんがホームを行き来します。ビニール袋に入った甘いアイスティーを購入。

対向列車到着

 
1両に3~4人くらいしか乗っていない無駄に長いハジャイ行き快速列車。

対向列車発車

 
列車はだいぶ遅れて日もとっぷりと暮れた18時半、ハジャイ駅に到着。ハジャイといえば、肉骨茶やフカヒレ、ツバメの巣とか中華系の料理が美味しいようですが開いている店も少なく、何も味わえず。。。

 
さくらホテルというちょっと豪華なホテルに宿泊してしまいました。1泊1300バーツ。禁煙の場所でタバコを吸うと罰金です、と日本語での注意書きもあるようなホテル。禁煙ルームもあるというのでお願いしたら、高層階で夜景がとてもきれいでした。バスタオルとフェイスタオルも凝った置き方をしています。

 
今回の旅で唯一、「バスタブ」というものがありました。浅めですがお湯をためてゆったりと浸かってしまいました。

 
朝食バイキングも付いています。クィッティオと中華風なスープと練乳を入れないコーヒーが美味しかった。そして、ここはタイですのでラマダンにもとらわれずに食事が出来ます。