2010年6月11日金曜日

カンポン散策の午後


揚げてもらったエビを食べ、遅めの昼食を食べていると、Seed さんがやってきて、村を案内するとのこと。マレー人100%のカンポンですから、ガイコクジンはものすごく目立ちます。炭焼き小屋では屋根の萱の葺き替えがされていました。
 

川へと繋がる溝ではもう使われてないと思われる廃船や魚やエビを取るための漁具も置かれていました。魚やエビは売るほどではないけれど、自分の家で消費する分くらいは採っているのでしょう。
 

カンポンの中には Pak Wahab さんちよりも古びたオンボロな木造の家も結構あります。だけど、みんなオンボロでも自家用車はあるようですね。買い物に行くにも車がなくちゃどうしようもないところですから。
 

近くのお宅にお邪魔し、水槽を見せていただきました。立派な大きな魚やエビが飼われています。Pak Wahab さんちにも水槽があって、大きな魚1匹が飼われています。マレー人はアクアリウム好きなのでしょうか。
 

Seed さんは村の各家を回り、「アッサラーム、アライクム!! オラン・ジュプン~(なんたらかんたら)~」と言って僕を紹介しては飲み物や菓子をつまみ、次の家へ。村の人たちが目を丸くして僕を見ているのが面白かったです。
 

帰ってきて、お昼寝でもしようかなと思うと近所の子供たちがたくさん集まってきています。日本から持ってきたクッキーやチョコをあげて、少しコミュニケーションをとりました。楽しいカンポンののどかな午後です。

エビ釣りに挑戦!Udang Galah(後編)


マングローブの木陰で、Rosli さんが2本、僕が1本の竿を使ってエビ釣りの開始。最初のポイントではなかなか釣れず、引きもなかったのでポイントを移動します。
 

まず Rosli さんが釣り上げたのは写真の長いひげが特徴的ななまず?か何かの小魚でした。釣り上げると「ギコギコ」音を立てる魚です。僕が触ろうとすると、毒のとげがあるから触っちゃダメと言われました。慎重に針を外して、逃がします。
 

そのすぐあと、Rosli さんは見事なエビを釣り上げました!15センチくらいはあったかな?僕も何度もキャスティングを繰り返し、エビの引きを待ちます。
 

僕もはじめに釣ったのは魚でした。やはり、毒のとげがあるとのことで、写真におさめたあと、Rosli さんに針を外してもらいます。Rosli さんがエビの引きがあるといって、竿を渡してくれます。リールを巻いてみると確かに引きがあって、エビを釣り上げることが出来ました。でも、100%自力で釣りたい!
 

いくつかポイントを移動しながら、Rosli さんはどんどんエビを釣り上げます。はさみが青く色づいた大きなエビや、オレンジ色の卵を持ったエビなど。僕も早く釣り上げたいと思うけれど、なかなか引きもない。ですが、ようやく1匹自力で釣り上げることができました!自分で釣ったエビは嬉しいものです。
 

結局、3時間にわたるスプタン川のエビ釣りで Rosli さんが11匹、僕が2匹、計13匹を釣り上げました。午後2時過ぎ、釣ったエビを持ち帰り帰宅。お母さんがすぐにゴレンしてくれて、美味しく食べることができました。とても楽しいエビ釣り体験ができて、よかった!