2010年6月30日水曜日

写真屋さん、国境を越えてマレーシアへ


パダンブサール Padang Besar の町で昼食をとろうと歩いていると写真屋さんを見つけました。そろそろ容量いっぱいになってきたデジカメのメモリースティックを CD か DVD に焼いてもらおうと思い入店。4GB あるので、DVD 1枚に焼きたいというと、店のご主人はバイクを走らせて DVD-R ディスクを買ってきてくれました。
 

タイやマレーシアの人は写真撮るのが好きですね。僕がメモリースティックの中身を DVD に焼いてもらってる間、何人ものタイ人がやってきて、スタジオで店主に写真を撮ってもらったり、出来上がった写真を嬉しそうに受け取ったりしています。ここでは写真屋さんの需要もまだまだありそうです。肝心の DVD ですが、取り込みに約1時間、焼きに約1時間、2時間強かかり、4GB の中身を無事 DVD に焼くことができました(80バーツ)。エラーにならなくてよかった!これでこの先、またいっぱい写真や動画が撮れます。助かりました。
 

写真屋さんをあとに、街を歩き、両替をします。余ったタイバーツをマレーシアリンギットへ。インターネットカフェ(1時間15バーツ)にも寄りましたが、文字化けを直せず、今回は無駄に終わりました。そろそろ夕方、タイとマレーシアの時差も考えて、ソンテオで国境ポイントへと向かいます。
 

タイの出国、今回は変なお金とか請求されることもなくパスできました。
 

ここパダンブサールの国境、タイ出国からマレーシア入国までのあいだ、微妙に距離があります。バイタクで行ってしまうのがスムースなんでしょうが今回ものんびり歩くことにしました。
 

日差しの強い中、車ばかりが通る道の端っこを汗かきながらコロ付バッグをひっさげ歩いて行き、マレーシア徒歩入国の入り口にようやくたどり着きます。歩いて来る人なんて全然いな~い!
  

入国後、荷物検査にあうかと思いましたが、今回はスルーできました。

乗り合いバンで国境 Padang Besar へ


今朝も食事は肉骨茶。昨夜と同じ店に入りました。ご飯とお茶をつけて、95バーツ。
 

今日はマレーシアへと帰ります。まずは国境のパダンブサール Padang Besar へと向かうためバスターミナルへ。バイタクで40バーツ取られました。まぁ、荷物が重かったししょうがないか。
 

ハジャイからパダンブサールへの乗り合いバンは50バーツでした。同じ区間を赤い車体の路線バスも走っていますが、こちらの方が速いし、便利です。
 

パダンブサールへ向かう人はそれほど多くないので、人数が揃うまでは待たなくてはなりません。ジュースを飲みつつ、15分くらい待って定員10人が揃ったのでやっと出発。走り出すととっても速い。
 
乗り合いバン Hat Yai→Padang Besar 50バーツ
 

途中、タイ国鉄の線路をまたぐ。僕が頭の中の地図で予想していた大通りをひたすら通ってパダンブサールまで行くのではなく、途中からとても細いくねくね道に入りました。途中でお客を降ろすためなのかな?とにかく、予想外のルートでパダンブサールへ向かいます。1時間20分くらいかかり、パダンブサールの町へ到着。お昼12時半でした。
 

2010年6月29日火曜日

ハジャイ Hat Yai


15時半過ぎ、列車はにぎやかなハジャイ Hat Yai 駅のプラットホームに滑り込みました。列車も大部分のお客さんもこの先一晩を車内で過ごし、バンコクへと向かいますが僕はここハジャイで下車。
 

ハジャイ駅の物売りさんはピンク色のシャツを着ています。やはり頭の上に商品を乗せ、声を張り上げて売り歩いていました。
 

ここハジャイで今夜は宿泊します。駅近くのホテルにチェックインしました。1泊600バーツ。冷蔵庫のジュースもタイ語表記でした。
 

夕食はまたも肉骨茶を食べます。揚げパンのようなものがつけあわせで出て、汁に浸して食べると結構美味しい。すりおろしにんにくもスープに加えます。
 

夜、駅の近くではゾウが見せ物でやってきていました。どうやら50バーツでえさを買って、あげるらしい。

タイ国鉄の車窓から


食堂車でのランチを済ませ、席に戻ると2等車もだいぶ混んできました。もう空き席はないというくらいです。ちょうど需要と供給があってるのかな?お腹もいっぱいになり、窓の外の景色を楽しみます。
 

途中で渡る名も知らぬ川にはホタルやエビが住んでいるのでしょうか?ちょっと気になりました。
 

途中駅で列車のすれ違い待ちなどで停車時間があるときは物売りさんの稼ぎ時です。頭の上に商品を乗せ、ホームを売り歩きます。
 

車窓にはモスクも多く見られますが、タイらしい仏教のお寺もときどき見られます。乗客や駅にいる人は圧倒的にムスリムが多かった。
 

駅を発車する列車
 

駅と駅のあいだは本当に何もない農村風景が続きます。
 

まもなくハジャイ

2010年6月28日月曜日

食堂車ランチタイム


11時半、定刻どおりに列車はスンガイコーロク Sungai Kolok を発車します。2等車の窓は全開、ファンもありますが、主に外から流れ込む風で走行中の車内は涼しい。車掌さんの検札があり、パトロールの兵士が行き来し、飲み物やお弁当売りも声を掛けながら車内を行き交います。
 

快速列車なので、若干庶民的な雰囲気の漂う車内です。列車は小さな駅にもこまめに停車して、お客さんを乗せていきます。
 

揺れの激しいタイ国鉄2等車の車窓
 

お昼12時半。隣の車両の食堂車へと向かいます。食堂車はまだ空いていて、車掌さんやスタッフがのんびり座っていましたが、カオパット・ガイをお願いすると、すぐに厨房へ行き、作り始めてくれました。
 

タイ国鉄の食堂車はメニューが豊富で、いろいろあるんだろうけど、悲しいかなタイ料理の名前をあまり知らないのでカオパットなんてありきたりなものになってしまいます。でも、とても美味しかったので良し。この揺れの激しい列車で炒め物、揚げ物、作ってくれるんだからすごいな、と思う。
 

タイ国鉄の駅員さんや車掌さんも赤と緑の旗を主に合図に使ってるみたい。ここらへんはマレー鉄道と同じですね。
 

駅に入線してくるローカル列車