2008年9月17日水曜日

氷河急行 Glacier Express

スイスでいちばん有名な観光列車、氷河急行です。世界でいちばんのんびり走る急行とも言われていますね。
 
マッターホルンを望むツェルマットから冬の高級リゾートとして名高いサンモリッツへスイスアルプスを車窓に8時間かけて走り抜けます。
 
2006年頃からパノラマ客車が導入され、よりいっそう景色を楽しめるようになったそうです。(1等車は1+2列シート・2等車は2+2列シートのパノラマ客車)
また、アンティークな雰囲気が人気だった食堂車は繁忙期以外は使われず、新サービスではレイルバーから各座席へのケータリングになりました。
 
もし、夏場に乗車するんだったら、窓を開け放し、自然の風を感じられる旧型客車の方がいいかもしれませんが、冬の旅なので、パノラマ客車で問題なさそうです。 サングラスは必要かな?
 
本当は全区間端から端まで乗ってみたいのですが、ミラノからの周遊を考えると、始発駅のツェルマットからブリークまでの区間はあきらめ、日が暮れるのが早い冬の旅行なので、終着のサンモリッツまで乗りとおすのではなく、途中のクールまでという4時間半の乗車予定です。
 
氷河急行は、夏場(5月~9月)の運行ダイヤは1日4往復ですが、冬場(12月~4月)は1日1往復のみで、10月11月は運休ということです。 冬季の運行が出来るようになったのは途中の区間で峠越えをせず、長く貫くトンネルを通るようになったから。それと引き換えに車窓から眺めるローヌ氷河の景色を失ってしまったのは残念なことです。
 
まぁ、僕たちの旅する時期は冬ですから、車窓はずっと一面真っ白なんでしょうね。