2008年2月13日水曜日

イサーン・ローカル列車ミニトリップ


ウボンラチャターニーの市内が意外にたいくつだったので、お昼にはもう駅に戻ってきてしまう。駅で時刻表を眺めているとシーコーラプームという駅まで行って帰ってこれることがわかったので、その少し手前、ウトゥムポーン・ピサイ駅まで行ってみることにした。
 
426 ローカル列車 UBON RATCHATHANI 12:25 ⇒ UTHUMPHON PHISAI 14:27
 
←ナコーンラーチャシーマー [3等車][3等車][3等車][3等車]
 
列車はすでに駅ホームに止まっていて、以前ノンカイ線でブアヤイから乗ったときと同じ気動車の4両編成。だいたいの席は埋まっていたが、なんとか窓際に座ることができた。1両目の3分の1程度は僧のための優先席と書いてあったが、一般の人ばかりが座っていてあまり意味はなさそうだ。ローカル列車の車内には物売りが頻繁に行き来し、飲み物売り、お菓子売り、フルーツ売りとにぎやか。
 

ウトゥムポーン・ピサイは駅前に1本道があるだけの典型的な田舎町。駅には「列車の利用は経済的で早くて安全!」というPR看板をみつける(笑) 駅から少し歩いたところにマーケットがあり、帰りの列車までの時間楽しく見て回ることができた。駅に戻り、帰りの列車を待つ。
 
419 ローカル列車 UTHUMPHON PHISAI 15:19 ⇒ UBON RATCHATHANI 17:10
 
行きと同じタイプの4両編成の気動車。結局、イサーンのローカル列車では1度も客車列車に乗れなかった。向かいの席に座ったタイ人の女子中学生にいろいろ質問されるがいまいち答えられなくて残念。20分くらいの遅れでウボンラチャターニーに到着。

東北(ウボン)線夜行列車の旅


チェンマイからのスプリンター列車はほぼ定刻でアユタヤー駅に到着してくれた。このぶんならバンコク・フアランポーン駅は無理でもバンスーくらいまで乗っていても次に乗る列車に間に合っただろう。アユタヤーの市街地も駅からは川を挟んだ方にあるので、あまり時間をつぶせる場所がない。駅に荷物を預けて(短時間だからか、無料でいいと言われた!)、駅前の屋台をぶらり見て歩く。バナナ入りのロティが美味しかったのだけはよかった。コンビニで飲み物を買って駅に戻り、ベンチで列車を眺めて過ごす。この時間のアユタヤー駅は北線・東北線へ向かういろいろな列車が次から次へひっきりなしに発車していくので眺めていて飽きない。10時過ぎに自分の乗るウボンラチャターニー行き列車が到着する。
 
67 急行列車 AYUTTHAYA 21:51 ⇒ UBON RATCHATHANI 07:25 +1
 

アユタヤー乗車時点ですでにベッドは組み立てられていて、すぐに寝るだけという状態。編成を詳しくはチェックしていなかったけれど、2等ファン寝台車にはウワサのシャワールームもあった。実際にシャワーを浴びる人はいるのだろうか?? 翌朝、シーサケット駅で乗り込んできた売り子さんからイサーン名物の鶏のあぶり焼きを買う(20バーツ)。終着ウボンラチャターニーにはほぼ定刻で到着、ホームに下りると肌寒い。駅に荷物を預け(10バーツ)、乗り合いソンテオでウボン市内へ。

特急・スプリンターでとんぼ帰り


1月31日、寝台列車でチェンマイに着いたのが朝の7時半。駅出口にはトゥクトゥクやツアー会社の客引きが騒がしい。チェンマイに来たのはこれが初めてで、本来ならゆっくり街歩きをしたかったのだが、駅から市街地まである程度距離があることと、限られた日程の中でたくさんの列車を乗りこなすことを考え、たった1時間ちょっとの滞在に・・・。駅横の店で豚足煮込みご飯の朝食をとり、鶏のから揚げ1本を持ち帰りにしてもらい駅で食べる。骨ばかりで骨を食べた駅イヌのほうがハッピーだったかも。
 
12 特急列車 CHIANG MAI 08:45 ⇒ AYUTTHAYA 18:52
 
←バンコク [2等車][2等車][2等車]
 

タイ国鉄が飛行機客の取り返しを目論んで導入したという快足スプリンター列車に乗車。乗った車両はイギリス製のものではなく、2次車?の韓国製のものだった。車内はいすやテーブルなどだいぶくたびれてきている。回転式リクライニングシートが並ぶが、窓枠と配置があっていなくて、自分の座った18番席はおもいきり窓枠の横でがっかり。チェンマイ発の時点では空いていたので1列後ろの席に座らせてもらう。また、先頭車両では前面眺望も楽しめ、しばらく見せてもらった。
このスプリンター列車、自分はレイルパス利用だったから関係ないけど、正規料金で乗るとけっこう高いらしい。その代わり、スピードと車内サービスがある。チェンマイからアユタヤーまで乗った中で、朝食、昼食、3時のおやつと3食もサービスされた。飲み物はコーヒー、オレンジジュース、コーラ、ミネラルウォーターなど選択肢があり、客室乗務員に言えば、飲みたいときにおかわりももらえるようでした。肝心の味のほうですが、菓子パンやマフィンはどこで食べてもたいして変わらないけれど、お昼のお弁当はタイ版コンビニ弁当といった感じでちょっといまいち。各駅の停車時間も短く、窓も開かない車両なので途中駅で売り子からものを買うこともできないし、残念だけど次回もまた乗りたいとは思えない列車でした。