2008年2月12日火曜日

チェンマイ行き1列車


1 特急列車 BANGKOK 18:00 ⇒ CHIANG MAI 07:15 +1
 
←チェンマイ [機関車][荷物車][2等寝台車×3両][食堂車][2等寝台車×3両][1等個室寝台車]
※客車は食堂車も含め、すべてエアコン車。
 
1月30日、バンコク観光ののち、夕方フアランポーン駅へ。今夜はチェンマイ行きの夜行列車に乗る。
数あるタイ国鉄の列車の中で、トップナンバー1番はチェンマイ行き「ナコンピン号」。タイ国鉄の看板列車らしく寝台車も新しいものだし、食堂車までエアコン車という編成になっている。バンコク・フアランポーン駅から乗車するのは外国人観光客ばかりでバタワース行き特急と同じように食堂車のスタッフ(珍しいことにかわいい女の子!)がオレンジジュースを持って回る。ジュースは買わなかったけど、メニューをもらう。何種類もメニューがあり、そのひとつのメニューの中でもスープはスパイシーなもの、ノンスパイシーなものなど複数の中から選択できるのはいいと思う。でも、外国人客向け?の高めなセットメニューが多い気がする。
 

僕の乗った車両は乗車率10%くらいでフアランポーン駅を出たのだが、バンスーで専門学校の学生集団が乗ってきて一気ににぎやかになる。夕食を済ませたあと、すぐにベッドをつくってもらう。自分の乗った車両のベッドメイキング係りはこれまた珍しいことに女性で、ベッドメイキング以外にも乗客の荷物を運んであげたり、雑用をこなしたりテキパキ働いている方でした。ぐっすり眠って、チェンマイ着は10分程度の遅れ。

タイ深南部から首都バンコクへ


スンガイコーロクの町をぶらぶら街歩きしたあと、駅へ戻る。駅前のバイタクが待っているところにカットフルーツを売るバンが来ていたのでパパイヤとスイカを購入。ホームに待っている列車へと向かう。
 
38 特急列車 SUNGAI KOLOK 14:20 ⇒ BANGKOK 10:30 +1
 
←バンコク [機関車][荷物車][1等個室寝台車][2等寝台車×3両][食堂車][2等車][3等車×3両]
※2等寝台は全部エアコン車、食堂車以降はノンエアコン車。
 
自分が乗ったのは、食堂車直近の2等寝台でスンガイコーロク発車時点でも7割程席が埋まっていた。列車はまだ明るい午後の昼下がりをヤラーなどタイ深南部の町を結びながらハジャイへと向かう。発車直後から隣の食堂車に出入りして様子を伺ったり、写真を撮らせてもらったりしていたので、夕食も食堂車でとらせてもらう。チキンガーリック炒め、ご飯、ペプシで110バーツ。ノンエアコンの食堂車は窓全開で、風を受けながらの食事は気持ちいい。多くの人はハジャイ到着時に下車して、売り子さんや駅の食堂から持ち帰り食を買っていた。自分は鶏肉となにか魚介類?のさつまあげの串焼きを1本ずつ2本だけ購入(20バーツ)。
 

翌朝は、ペッチャブリー付近で起き、ナムトク線・スパンブリー線の合流するあたりも車窓に確認できました。南線はいつも夜行列車で通過してしまうので、いつかは昼間の列車利用で車窓をゆっくり眺めてみたいものだ。朝食は売り子から買ったココナッツケーキ。繊維が多いけど、甘くてとても美味しい!バンコク到着は11時過ぎ。スンガイコーロクからバンコクまで1150km、20時間以上かけての列車移動だった。

マレー鉄道東海岸線の旅


クアラルンプールでは約3時間の滞在。肉骨茶とカットフルーツが食べたいのでLRTで一駅、チャイナタウンへ向かう。大きな荷物は駅の長距離列車待合所にチェーンでくくりつけてしまう。でも、荷物のことが心配になりわりと早くに駅へ戻る。
今夜は、乗りなれたマレー鉄道の寝台車。
 
EKSPRES WAU(XW16) SENTRAL KUALA LUMPUR 20:30 ⇒ PASIR MAS 09:19 +1
 
←ゲマス [機関車][電源車][2等寝台車×3両][1等SD個室寝台車][2等車][ビュッフェ][3等車×4両][電源車]
 
1月28日朝、マレー鉄道東海岸線のパシルマス駅に到着。40分くらいの遅れ。
パシルマス駅の駅舎やホームは新しいものを作る工事の真っ最中だ。KTMの東海岸線部門は Visit Kelantan Year 2008 キャンペーンと題して鉄道の活性化に積極的で、このまえのダイヤ改正でも本数を増やしたり、このように駅の工事を行っている。このキャンペーンがうまくいくことを心から祈る。
 

駅前の食堂で軽く朝食をとったあと、バスでランタウパンジャンへ RM 2.50。ランタウパンジャンの郵便局で日本へのポストカードを出す。さて、ちゃんと届いてくれるか? 国境を越えてタイへ戻り、バイタクでスンガイコーロク駅へ 30バーツ。駅にはちょうど11時半発の172 快速バンコク行きとバンコクからの37 特急がいてにぎやか。タイ深南部ならではのデカイ銃を抱えた兵士も結構いるが平穏な雰囲気。
 
駅に荷物をあずけて町をぶらぶらしたかったのだが、手荷物預け所がいまいちわからず困っていると、駅の係員が聞いてくれて、14時半の列車に乗ると言うと、「じゃあ列車の中においとけ!」と言ってくれたので自分の席横の荷物置き場にチェーンでくくりつける。こんなことして爆発物と勘違いされないか!?と心配になったけど・・・。