2008年2月11日月曜日

マレー鉄道西海岸線の旅 2


EKSPRES SINARAN UTARA(XSP3) BUTTERWORTH 10:40 ⇒ SENTRAL KUALA LUMPUR 17:45
 
←KLセントラル [機関車][ビュッフェ][3等車][3等車][2等車][2等車][電源車]
 
1月27日、ペナン島からバタワースへ戻り、クアラルンプールへ。
ホームへ行ってみると、以前は連結されてなかったビュッフェコーチがつながっていた。知らずにいたので、バタワースバスターミナルの食堂で持ち帰りミーゴレン弁当を作ってもらってしまったし、持ち帰りでテータレやミネラルウォーターも買い込んでいた。僕の席は進行方向のいちばんまえ13D席。目の前に大きな荷物を置くことができるので選んだ。2等車は以前からパナソニック製のテレビとビデオデッキが備わっていたが、この客車、新しく韓国製の薄型テレビが取り付けられていた。これでレイルチャネルを映すのだろうか?
 

12時頃、ブキッメラ湖を通過。両側が湖で気持ちいい。タイピンには12時半から20分くらい停車。別に行き違いをする列車もなく時間調整の模様。タイピンを出てクアラカンサーまでの区間はジグザグ走り山越えの区間となる。将来複線化されるときはこのジグザグを解消するトンネルを掘るらしい。クアラカンサーでは15分ほど停車し、下り EKSPRES SINARAN UTARA(XSP4) とすれ違う。こちらもちゃんとビュッフェが連結されていた。
 
←バタワース  [機関車][2等車][2等車][3等車][3等車][ビュッフェ][電源車]
 
イポーで隣にインド系のおばちゃんが座る。イポーから先はスピードも出て、走行音も軽やかになる。しかし、どの駅も同じようなつくりで窓の外を眺めるにはちょっと飽きてしまう。クアラルンプールには定刻に到着。

マレー鉄道西海岸線の旅 1


EKSPRES ANTARABANGSA(INTERNATIONAL EXPRESS / IE35) ALOR SETAR 11:25 ⇒ BUTTERWORTH 13:45
 
←バタワース [機関車][2等(寝台)車][2等(寝台)車]
 
1月26日、インターナショナルエクスプレスの立ち席乗車券でバタワースへ。以前は3両あったインターナショナルエクスプレスも2両に減車されてた。幅広ベッドの寝台車なので、座席状態なら1ボックスに4人座れるが、バンコクから乗車している客は荷物も多く、立ち客も多く出ていた。ケダー州のあたりはマレーシアの中でも米の産地として有名。車窓にも広々とした田んぼが広がる。スンガイプタニで大体のローカル客は下車してしまう。ここで30分強停車した。事前にわかっていれば、下車して駅の食堂で何か食べたりしたのに・・・。列車はほぼ定刻にバタワース着。
 

ペナン島へ向かうフェリーはバタワース⇒ジョージタウンのときに RM 1.20 払い、ジョージタウン⇒バタワースのときは無料という仕組み。バタワース~ジョージタウンは、フェリー乗船時間20分、待ち時間10分くらい考えておけば大丈夫か。ペナン島は Rapid Penang のバスがだいぶ定着してきたようで、きれいで便利なのはいいですね。知り合いから薦められていたホテルもなかなかいいところでゆっくり休めた。

国際列車でマレーシアへ


35 特急列車 BANGKOK 14:45 ⇒ ALOR STAR 10:32(マレーシア時刻 11:32) +1
 
←バタワース [機関車][荷物車][2等寝台車×2両*][2等寝台車×2両][食堂車][2等寝台車×3両][1等個室寝台車]
*印2両のみがバタワース行きで他はハジャイ止まり。
 
2等寝台車はみたところ全部荷物置き場のない、韓国製の幅広ベッドの寝台。自分の荷物は少し大きすぎて座席下のスペースには収納できなかったので通路に置いた。バタワース行きの寝台には白人観光客も多く、でかいスーツケースを持った人も結構いる。自分の向かいの席にはタイ人のおばちゃんが座り、出発前からお菓子をくれたり、なかなかいい人でした。隣のボックスには結構かわいい白人の女の子2人組が♪
バンコク出発後、すぐに食堂車のウエイターがオレンジジュースを持って回るが、買っている人は全然見なかった。また、夕食・朝食のオーダーも伺っていく。この列車、ノンカイ行きのように単品メニューはなく、セットメニューしか見せてもらえず、夕食は150バーツのものが4種類。朝食は90バーツのもの3つに70バーツのもの1つ。自分は夕食にシーフード炒め・イエローカレーのセット、朝食はパンとジャム・バター・オレンジジュースにコーヒーだけの70バーツのものをチョイス。
向かいのおばちゃんは持ち込んだお弁当を食べてたので、食事のときは女の子たちと 3人でテーブルを囲み食べました。自分はほとんど飲まないんだけど、彼女たちはビール3本開けてた(笑)自分のオーダーした1本も3分の2くらいは彼女たちにあげちゃったし。片言の英語でもじっくり聞いてくれてたし、わかりやすい英語で話してくれて嬉しかったけど、もっと英語できれば楽しく会話できたのになぁ・・・。
 

ハジャイ到着時で約1時間の遅れ。朝食はお皿ではなく、持ち帰り用の発泡スチロール容器やコップで提供された。パダンブサール駅でパスポートチェックを受けたあと、約1時間半でアロースターに到着。後日使うマレー鉄道のチケットを購入しておく。