2008年2月10日日曜日

ステーションホテル


1月23日、ノンカイからの70 急行列車でバンコク到着後、哲ちゃんの店で朝食。豚足煮込みご飯、25バーツ。哲ちゃんの子供なのか誰の子供なのかわからないが、小学校低学年くらいの男の子2人が店の前を通る人を積極的に客引きしている。ここの子供たちは夜中店の手伝いをしていて、学校などはどうしているのだろうか??
 

その日の午後の列車でマレーシアに向かうため、フアランポーン駅前、哲ちゃんの店、奥にあるステーションホテルをデイユース。とはいっても、割引はしてもらえず、普通の料金250バーツを支払う。2階のエレベーター隣のファン部屋でしたが、なかなか広いし涼しい。ゆっくりとシャワーを浴びたり、荷物整理したりできたのはよかった。少し眠った後、午後はバンコクの街をちょっと歩き、14時過ぎにチェックアウト。

ノンカイからバンコクへ


ノンカイに到着後、大きな荷物を駅に預ける(10バーツ)。ノンカイの駅は将来、ラオスへ鉄道が延伸することを考慮して作られている。そのためかノンカイの市内へは若干距離があり、トゥクトゥクで移動(30バーツ)。トゥクトゥクは町の中心部のマーケット前まで連れて行ってくれた。ここで市場の外れまで歩き、はじめてメコン川を見る。マーケットではなかなか魅力的で素朴な民芸品が多くあった。
当初はここまで来たんだから、ラオスへも足をのばしてみようかと考えていたが、面倒になり、国境の橋を見るだけにとどまる。ノンカイの町は白人が多く、リタイヤ後に滞在したい町のランキングにも入っているそうだ。西洋人向けの洒落たカフェも何件か見るが、自分は地元の人が集まるような食堂で食べた。センレック・ナームと頼んだのだが、付け合せの葉っぱの食べ方がいまいちよくわからない。結局、柔らかそうな葉だけスープに浸して食べたのでたくさん残してしまった。夕方、ノンカイ駅へ戻る。
 

70 急行列車 NONG KHAI 18:20 ⇒ BANGKOK 06:25 +1
 
←バンコク [機関車][荷物車×2両][1等個室寝台車][2等エアコン寝台車×5両][2等ファン寝台車][食堂車][2等車×2両][3等車×4両]
 
ノンカイ~バンコクの列車で寝台車があるのは69/70 急行列車だけとのこと。
夕食は食堂車にオーダーし、鶏肉のにんにく炒めにご飯とペプシで100バーツ。なかなか美味しかったのだが、食べている途中で上段に眠る人が乗車してきたため、ちょっと気まずかった。早くに食べてしまいベッドを組み立ててもらう。バンコク着は7時くらいで、30分ほどの遅れでした。

東北(ノンカイ・バイパス)線の旅 2


ブアヤイからケーンコーイまではコラート経由で引き返します。乗った432 ローカル列車は2両ユニット×2の気動車で客車列車ではなかったのが残念。
 
432 ローカル列車 BUA YAI JN. 15:46 ⇒ KAENG KHOI JN. 20:30
 
←ケーンコーイ [3等車][3等車][3等車][3等車]
 
60%くらいの乗車率で日差しのある窓側しか空席がなく、ブラインドを閉めたため、車窓はあまり楽しめなかったが、向かいに座ったタイ人のビジネスマンが英語を解すのでその人を中心に地元の人たちと片言英語タイ語で話すことができた。ココナッツミルクのお菓子もわけてくれて、これがまた美味しかった!
列車はコラートで車両交換のため、別の気動車に乗り換え。こちらもすでに混んでいて、トイレ横の席に座る羽目に。この交換をした列車、あたりも真っ暗になった7時位からエンストが頻発し、駅に止まるたびになかなか発車できないという状態が続く。また、沿線では野焼き?をしていて線路ぎりぎりのところまで燃えていた。こんなところを不安定なディーゼルカーで通って大丈夫かいな?と心配になる。
最終的には車内の照明が消えてしまい、真っ暗なままで走り、約1時間の遅れとなる。
 

69 急行列車 KAENG KHOI JN. 23:06 ⇒ NONG KHAI 09:10 +1
 
ケーンコーイ駅は鉄道にとっては重要な分岐駅であるものの、駅周辺には開いている店もなく、2時間弱ずっと、ひっきりなしにやってくる貨物列車を見たり、イヌと遊んだりして時間を過ごす。寝台車の連結のない快速列車ノンカイ行きに乗る人やウボンラチャターニー方面の列車を待つ人は結構いたのだが、69 急行列車ノンカイ行きを待つのは自分と売り子数人だけ。
列車は定刻より約30分遅れて、ケーンコーイにやって来た。今夜はエアコン寝台の上段なのでベッドにあがりすぐに就寝。車両編成は詳しくチェックしなかったが、2等ファン寝台も連結されていて、15両くらいはあったと思う。
 
以上が乗りっぱなしの1日の行程でした。

東北(ノンカイ・バイパス)線の旅 1


※ 時刻はチケット上のもので、これに加えて遅れが出ています。
 
75 急行列車 BANGKOK 08:20 ⇒ BUA YAI JN. 14:37
 
←ウドンターニー [3等車][3等車][2等車][2等車][3等車]
 
1月21日、まずはバンコク08:20発、75 急行列車ウドンターニー行き。2等車はエアコン付きで、運転室をもたない車両のため、3等車に挟まれている模様。自分の座った12番席は幸い進行方向向きで窓も大きく取られているところでした。自席を探していくと、白人の中年女性が2人すでに座っていて、「ん?」と思ったがお二人は席がわからずとりあえず座ってしまっていたそうで、チケットを拝見して、連れて行ってあげた。バンコク発車自体が10分ほど遅れたが、その後大きな遅れはなく、順調にブアヤイ駅まで進んでくれました。バイパス線の見所、大きな人工湖ですが、水量もだいぶあり、思っていたより長い距離続き、なかなかの見ごたえがあります。タイ人もカメラで写真撮ってましたよ。
 

この湖が終わったあたりで水色のシャツを着た公式の売り子さんが車両中心で「サワディーカーップ」と挨拶し、途中駅で積み込む弁当や飲み物のオーダーを伺っていきます。僕はタイ語がいまいちなので、よく理解できず、何を頼んだらいいのかわからなかったのですが、車掌さんが「辛いのは大丈夫か?」「肉は食べれるか?」など聞いてくれて、みつくろってくれました。25バーツで肉と野菜炒め、目玉焼きが乗ったご飯です。車内のみんなは鶏のあぶり焼きを頼んでいた人が多く、僕も頼めばよかったとちょっと残念。このウドンターニー行き列車、ブアヤイ駅では給油のため20分くらい停車してました。

VISIT THAILAND RAIL PASS


バンコク・フアランポーン駅で購入。3000バーツで20日間有効。2等3等に乗れる、急行料金や寝台料金すべて込み。 主な制約としては、各々の路線につき1ラウンドトリップしかできないということ。ただし、ドンムアン~フアランポーンは2回OK。今となっては空港が移転したからあまり意味がなさそうだが・・・。あと、インターナショナルエクスプレス(35/36)でマレーシアにまたがる区間を乗車する場合は追加料金250バーツが必要。レイルパス裏面にはリザベーション記録欄があり、予約を取った列車の列車番号や座席番号、区間、発券者名を手書きで記される。
 

リザベーションは主にフアランポーン駅の1番窓口でしました。レイルパスを見せ、希望の列車に空席があるか見てもらい、いわゆる0円券(0バーツ券?)を発券というかたちです。

タイ国際航空でバンコクへ


TG677 タイ国際航空 TOKYO NARITA 17:15 ⇒ BANGKOK SUVARNABHUMI 22:15
 
1月20日、TG677便でバンコク・スワンナプーム国際空港へ。空港到着後、安い路線バスに乗るため、パブリック・トランスポーテーション・センター行きのシャトルバスを探すがなかなか見つけられずに時間が過ぎてしまう。やっとみつけたシャトルバス乗り場についてもなかなかバスが来ず、また時間が過ぎる。パブリック・トランスポーテーション・センターからは24時間市内へ向け路線バスが出ている。
僕はバンコク・フアランポーン駅へ向かうため、戦時記念塔行きの551番のバスに乗車、約40分待った後やっと出発してくれる。バンコク市内までは34バーツ。出発したバスはスワンナプーム国際空港の1階にも立ち寄る。これなら、ここで待っていればよかったとも思うが、ここから乗ったのでは座れないのでまぁよしとする。夜間なので道路の混雑もなく、1時間ちょいで戦時記念塔へ。ここからフアランポーン駅へは29番か34番(どちらもフアランポーン駅行き)バスに乗ればいいので、しばらく待つ。バス(冷房無しのもの)は深夜料金も含め8バーツ50サタン。結局、フアランポーン駅に着いたのは深夜2時前で、駅はもう閉まっていたため、駅前の哲ちゃんの店でカオパットを食べながら開くのを待つことに。
 

朝6時前、そろそろ窓口も開いてるよ、と教えてもらいフアランポーン駅へ。まずは時刻表を手に入れ、レイルパスを購入。20日間有効で寝台や急行料金などすべて込み込みで3000バーツ。だいたいの予約を入れ、切符を発券してもらう。