2008年10月29日水曜日

KL - IPOH プロジェクト やっとこさ車両発注

丸紅がマレーシア企業と組み、鉄道車両30両を受注した。受注額は2億4000万リンギット(約72億円)。車両部分は韓国・現代ロテム社、電気制御部分は日本・三菱電機がそれぞれ担当するそうだ。
 
左にあるのが公表された都市間急行列車のイメージ図。前面に黄色を配したり、コミューター列車と同じような塗装であんまりカッコよくないですね。車両デザインについては、これからもっと練り直してほしいところです(笑)個人的には、過去に看板で見られた下のイメージのような列車が好みです。
 
今回発注された車両が納入されるのは、2010年だそうで、KL - IPOH 電化複線化高速化プロジェクトも遅れに遅れまくってしまってます。ここまできたら、1年や2年遅れたって変わらない(笑)とはいいつつも早く完成して欲しいな。
 
KTMのプレスリリースによると、KL - IPOHで使う電車は6両編成1ユニット、最高速度140kmだとありました。30両ですから、5編成作るんですね。KL - IPOHは約180kmありますから、がんばって走っても2時間くらいはかかるでしょうか。せっかく電化複線化したんだから、毎時1本は走らせて欲しいところ。予算が足りないのかしら??
 
車内のインテリアはどうなるんでしょう?これも気になるところです。最近は中長距離バスでも3列シートのものが増えてきましたから、ゆとりのある1等車と安価に移動できる2等車、2クラスは欲しいです。あとは、最近の傾向から、薄型テレビのレイルチャネルがついたり、ネット回線が整備されたりするかもしれませんね。
 
2010年か・・・、乗りに行きたいけど、まだまだだな。
ウワサによると今年末くらいから機関車が客車を引くスタイルでKL - IPOHにシャトル列車を運行させるみたいですが、それじゃバスに対抗できませんよ、KTMさん!

2008年10月27日月曜日

KLMオランダ航空

12月のヨーロッパ旅行で利用する航空会社は KLMオランダ航空 です。行きが成田からアムステルダム乗り継ぎでハンブルクまで。帰りがミラノからアムステルダム乗り継ぎで成田へ。往路復路共に乗り継ぎは1時間と無駄がありません。
また、提携しているノースウエスト航空のワールドパークスに13000マイルくらい貯めることが出来ます。さすがはヨーロッパ、距離があるだけあって、たくさん稼げますね。
12月のクリスマス前までは、6万円+サーチャージ・諸税等の約12万円でヨーロッパ主要都市へ行けるのですが、いまさっき運賃検索かけてみたところ、その一番安い価格帯の席は売り切れていました。早いうちに予約を入れてよかった♪
 
KLMオランダ航空には初めて乗るのですが、ちょっと調べたところ、機内食と機内食の合間の夜食(?)にカップヌードルが出るようです。機内にあの何ともいえぬかおりが漂うのでしょうか?ちょっと微妙・・・
 
E-ticketを持っているのですが、出発30時間前からインターネットチェックインができ、そのときにならないと座席を選べないそうです。通路側にすべきか窓側にすべきか、大きな悩みです。せっかく窓側に座っても、「ブラインドは閉めてください」とか言われたら悲しいし、通路側を選ぼうかな。飛行機での空の旅も楽しみです♪

2008年10月23日木曜日

Hotel ABC, Chur

氷河急行とベルニナ急行に乗るスイスアルプスへの小旅行で選んだホテルです。
街の中心部、駅近の便利なロケーションにある近代的な建物のホテル。外観のイメージと異なり、客室内は木材をふんだんに使った内装になっているそうだ。
全36室のこじんまりとした Hotel ABC, Chur は派手さはないが、快適に過ごせそう。朝食ビュッフェの品数やバスルームの評判もいいようなので期待しています。氷河急行でブリークから4時間半の旅で到着するスイス最古の街、クール。
 
列車は15:40到着なので、日の短い冬のこと、クールの街は少し日が傾いてくる時間帯でしょうか。
 
BSのテレビ番組やガイドブックで見たクールの街は歴史を感じさせて、とても魅力的な雰囲気です。
 
夕方からの短い時間ですが、旧市街と新市街、街歩きやウインドウショッピングのしがいがありそう!
それに、街歩きをしながら、ディナーをとるレストランも見つけなくては。朝食はホテルのビュッフェ、昼食は食堂車ということが多いですから、夕食はこれぞ!というところを見つけたいですね。
 
翌日は、クールからティラノに向けてベルニナ急行の旅が待っています。

2008年10月20日月曜日

Alster Hof, Hamburg

引き続き、ヨーロッパ旅行のプランニングです。
 
旅行をする上で、宿泊先選びも重要なポイントです。今回はハンブルクで泊まるホテルについて。
ハンブルクはドイツ第二の都市といわれるくらい大きな街ですから、ホテルも5つ星ホテルから手ごろなホテルまで幅広く、そして、多くの選択肢があります。
 
ハンブルクでは12月9日から11日まで2泊する予定です。ハンブルクのホテルリストを200近く見て回った僕が最終的にチョイスしたのは、内アルスター湖に程近いところで、市内観光にも便利な立地の Alster Hof, Hamburg です。最寄の駅はSバーンのDammtor駅かUバーンのStephansplatz駅で、どちらも徒歩5分くらいのようなので、公共交通を使った街めぐりをする僕たちにはよさそうです。
ですが、初日のハンブルク到着は夜のフライトなので、荷物もあるし、空港からタクシーでホテルへチェックインするかたちになりそうですね。
 
ホテルの様子は写真やサイトを見ていただけばわかるかと思います。部屋はシングルルームも多くて、地元ではビジネスホテル感覚で利用されることが多いみたい。そういうこともあって、何かピカリと優れている点があるホテルではないのですが、落ち着いて過ごせそうです。また、口コミを検索すると、朝食ビュッフェがいいとも言われているので、ちょっとだけ楽しみ。
 

ハンブルクの街については、いろいろと勉強しました。なにせ、知り合いにハンブルクで3年暮らしたことのある人がいましたから(笑) 1人だったら、いろいろ冒険してみたいところですが、そうではないので、お決まりの観光コースになるのかな。だけど、美味しい料理を取れるレストランには絶対行きたいです。街歩きで素敵なレストランにめぐり合えますように・・・

2008年10月17日金曜日

トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表と食堂車予約


12月のヨーロッパ鉄道旅行でつかうチケットもだいぶ揃ってきました。
シティナイトライン、氷河急行、ベルニナ急行、チザルピーノに渡り鳥コース・・・、短い旅のわりにはだいぶ欲張りですが (^^ゞ
 
旅行のプランニングにかかせないのが時刻表。今回は8月頃に購入した"トーマスクック時刻表2008夏"を熟読して、どんな旅にしようか考えに考えぬきました。そう、鉄道好きな人にとって時刻表は「調べるもの」ではなく、「読むもの」なんです。
 
列車のチケットを手に入れたら、次に食堂車の予約も入れなくてはなりません。列車に乗って、食堂車があったなら、少々高かろうと、利用すべし!ですから。氷河急行やチザルピーノでぜいたくなコース料理を楽しむには事前に予約を入れて、キープしてもらったほうが安心です。だけど、これがまた鉄道会社とは別の食堂車運営会社にメールして予約を取らないとならないもんだから大変です。
 
夜行列車のシティナイトラインでは、朝食のルームサービスがあるので、これも楽しみです。また、夜寝る前にもビストロカーに足を運んでどんな雰囲気なのか体感してきたいですね。
移動する列車の中での食事ってどうしてこんなにわくわくするんでしょう?

2008年10月15日水曜日

ユーレイルセレクトパス

マレーシア、タイで"レイルパス"に味を占めた僕は、ヨーロッパ鉄道旅行でもレイルパスを使います。ヨーロッパの鉄道パスはいろいろと種類がありますが、今回選んだのはユーレイルセレクトパスです。任意の3~5ヶ国を選び、期間2ヶ月の中でフレキシブルに使えるというもの。僕が購入した4カ国(イタリア・スイス・ドイツ・デンマーク)5日用でセーバー(複数人で同一行程を旅する)1等のパスが51800円でした。
 
ユーレイルセレクトパスを持っていると、一般的な列車に乗り放題のほか、シティナイトラインや氷河急行のような特別列車にもパスホルダー価格チケットで割安に乗車することが出来ます。
 
今回のヨーロッパ旅行は1人旅じゃないので、そんなに列車にばかり乗ってはいられないのですが、それでもざっと計算したところ、ユーレイルセレクトパスを使うと正規運賃の2/3くらいに収まります。
マレーシアやタイではこれでもかという程乗りまくっていた人ですから、ちょっと物足りない(本音はユーレイルグローバルパスでヨーロッパ全土をまわりたい!)ですが、鉄道パスを使う旅、楽しみです。

2008年10月8日水曜日

渡り鳥コース

北ドイツ・ハンブルクから北欧・コペンハーゲンまでの列車旅。車両は黒い貫通幌がユニークなデンマーク国鉄のIC3です。ハンブルクからコペンハーゲンまではユーロシティで4時間45分ほどかかりますが、途中、海を越えなくてはなりません。しかし、すべての海峡に橋があるわけではないのです。じゃあ、どうやって越えるかというと、これがまた旅の楽しみなのです。
 
ハンブルクをあとにした列車はリューベックを通り、写真のフェーマルン橋を越えて島へ。その突端のPuttgarden(ドイツ)まで行くと列車ごとフェリーに乗り込んでいく。Roedby(デンマーク)までの航海は約1時間。そのあいだ、列車から降りてフェリー内へ入り、食事をしたり、バルト海を眺めたりできるそうだ。
 
ドイツとデンマークは別の遠回りなルートで線路はつながっていて貨物列車や夜行列車は主にそちらを通る。最短距離のこの区間には(橋を作る計画はあるようだが)まだ橋がなく、一部区間フェリーでの輸送。このルートは、ちょうど渡り鳥の飛来コースと重なることから、「渡り鳥コース」と呼ばれている。
 
この区間、ハンブルクを朝出発し、午後にコペンハーゲンに到着の予定。使われる車両はどうやらデンマーク国鉄のものらしいので、食堂車など供食設備がない。なので、フェリー輸送中に船内に入り、食事をしようと考えています。乗り遅れないように気をつけないと!