2008年2月29日金曜日

Kluang Rail Coffee


クルアンは、ジョホール州の真ん中あたりにある比較的大きな街です。マレー鉄道ではシンガポールから2時間ちょっとで到着できます。そのクルアン駅構内にあるのが地元でも大人気のクルアン・レイルコーヒーです。お店は鉄道利用者ばかりでなく、車でわざわざやってくるお客さんも多く、いつもにぎやか。甘い"Kopi"と"Roti Bakar"で午後のひとときを過ごすのもなかなか粋です。

2008年2月28日木曜日

マレーシアの国境 Johor Bahru (バス)

○ Johor Bahru - Woodlands (バス)
 

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マレーシア・ジョホール州とシンガポールとのコーズウェイを使った国境越え。
マレー鉄道のジョホールバル駅で下車するとすぐ国境の出入国管理ビルがある。その前で Larkin バスターミナルから来るバスから降りる人と合流し、人の流れに沿いマレーシア出国手続きを済ませる。
 

その後、バス乗り場があるのでバスに乗車。シンガポール SBS Transit の170番バスかマレーシア Causeway Link の黄色いバスか決めてください(何度か乗り降りしますが、最後まで同じ会社のバスを利用すること)。バスでコーズウェイを渡り、ウッドランズで下車、シンガポール入国手続きをします。
 

シンガポール入国後、またバスに乗車して15分程度、MRT クランジ駅に出るのがいちばん効率的だと思います。そのままバスに乗って行くよりは早く市内中心部へ着けるはず。

2008年2月27日水曜日

マレーシアの国境 Johor Bahru (鉄道)

○ Johor Bahru - Woodlands (鉄道)
 
マレーシアとシンガポールとの鉄道による国境越え。行きと帰りで手続きの手順が異なる。
 

<マレーシア→シンガポール>
マレーシアを南下してきた列車はジョホールバル駅で出入国の係員が乗り込み、車内で出国手続きを行う。その後、列車はコーズウェイを渡りウッドランズチェックポイントへ。ここで荷物を持ち下車し、シンガポール入国手続きを行う。そのままここで下車して外に出ることもできるが、大多数の客はまた同じ列車に乗り、シンガポール・タンジョンパガー駅まで行くことになる。
 

<シンガポール→マレーシア>
シンガポール・タンジョンパガー駅で列車に乗る前にホームでマレーシア入国手続きを済ませる。このとき、パスポートに入国のスタンプは押されないが、コンピューターに登録されているので心配はいらない。その後、列車に乗り込み20分ほど走るとウッドランズチェックポイントに到着。ここでいったん下車し、シンガポール出国手続きを行う。手続き終了後、また列車に乗り込み、マレーシアへ。

2008年2月25日月曜日

カリー


マレーシアのカリーは美味しい(*^。^*) 日本のカレーと違い、さらりとしたスープ状のものが多いです。お肉は断然アヤム(チキン)が多いですが、ビーフ、マトンなどもあります。赤唐辛子をふんだんに使ったカリーは真っ赤だけど、実際食べてみるとそこまで辛いわけではありません。
 

マレーシアで購入したカレールーを使ってマレーシア風カリーを作るには、ココナッツミルクが欠かせません。缶詰入りもありますが、粉末状のものを買ってきても十分できます。辛さとまろやかさが合いまった美味しいカリーができるはず♪

2008年2月24日日曜日

マレーシアの国境 Pengkalan Kubur

○ Pengkalan Kubur - Takbai
 
マレーシア・クランタン州とタイとのボートを使った国境越え。
コタバルからペンカランクボーまでは19、27、43番のバスが結んでいる。いずれのバスもワカバルを通り、19、43番はトゥンパッも通る。所要時間40~50分(運賃 RM 2.70~3.50)、30分おきに走っている。
 

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ペンカランクボーの町はこじんまりとしていて、行き止まりになっている感じ。バス乗り場、タクシー乗り場、イミグレーション、川の順である。出国の手続きを済ますと川を渡ります。車も乗せられる大型フェリーと人だけの渡し舟とがあります(料金 RM 1.00 もしくは 10バーツ)。
 

渡し舟は5分くらいで対岸のタクバイ・タバ港に到着します。船を降りるみんなはそのまま市場へと消えていく。あれ?入国手続きは??と思うかもしれないが、ここでは自己申告式(?)で一度通りに出た後、事務所の建物にある窓口まで行く必要がある。そこで出入国カードをもらい、記入してパスポートにホチキスで留めてもらう。
 

タクバイからスンガイコーロクへのバス便は(たぶん)なく、ソンテオに乗ることになる。紺色のソンテオで所要時間40分くらい(40~50バーツ)、お客がそろい次第発車する。スンガイコーロクでは駅横の公園前に発着します。

2008年2月23日土曜日

肉骨茶


肉骨茶(バクテー)は美味しい!(*^。^*) 肉骨茶をひとことで言うと、肉を漢方で煮込んだ薬膳料理といったところでしょうか。マレーシアやシンガポール、タイ南部ではおなじみの料理です。豚肉を使うことが多いので、ムスリムは食べませんが中華系の食堂では人気料理に入るでしょう。
お店では写真のように小さな土鍋に入れてひと煮立ちさせたものを提供する場合が多いです。中国茶を飲みつつ、ご飯にスープをかけてお茶漬けのようにしながらいただきます。お茶と白飯をつけて、RM 8~10 くらいでしょうか。肉骨茶に使われる肉は決していいものなんかではなく、「ん?これは何の肉のどんな部位なんだ??」と思うようなモツ肉などですが、店独自のスープで煮込まれて美味しく仕上がっています。
 

こんな肉骨茶を家でも簡単に再現することができるインスタント・肉骨茶の素が売られています。各種薬膳漢方を粉末にしてティーパックに入れたものが一般的で、それでだしをとり、お肉を煮込みます。コショウ、しょうゆ、オイスターソース、にんにくなどで味付けをして出来上がり♪ 肉以外にも野菜やきのこを入れてもいいでしょう。

2008年2月22日金曜日

マレーシアの国境 Rantau Panjang

○ Rantau Panjang - Sungai Kolok
 

マレーシア・クランタン州とタイとの国境越えでいちばん知られているルート。
マレーシア側からのアクセスは29番バスが一般的でコタバル~パシルマス~ランタウパンジャンと結んでいる。バスは30分おきに走っていて、ランタウパンジャンまでコタバルからなら50分くらい(運賃 RM 3.90)、パシルマスからなら30分くらい(運賃 RM 2.50)みておけばいいだろう。
 

ランタウパンジャンでは出入国管理事務所の建物が見えてきたところで降りるといい。終点まで行ってしまうと少し遠いので。マレーシア側の建物は立派で見ればすぐにわかると思います。出国の手続きを済ますとすぐに小さな川を渡る橋で、隣には線路の鉄橋も見ることができる。
 

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コロク川を渡り終えたら、そこはタイです。カウンターに行き、入国手続きをします。その後、バイタクでスンガイコーロクの駅や市街に出るのがよいでしょう(30~40バーツ)。駅へは1本道で歩いて行けないこともないが、道が工事中で迂回したり、けっこう歩きにくいと思われる。

2008年2月21日木曜日

ランタウパンジャン支線

マレーシア・クランタン州とタイのあいだの国境、ランタウパンジャン~スンガイコーロクには人や車の渡る道路の橋以外に線路の鉄橋もかかっています。この線路、マレー鉄道東海岸線のパシルマス駅から分岐し、ランタウパンジャンを経てコロク川をこの鉄橋で渡り、タイ国鉄南線のスンガイコーロク駅へとつながっています。
歴史を紐解くと、1921年にタイ国鉄がスンガイコーロクまでの路線を開通させたとき、マレーシア側とも線路をつないだとあります。しかし、このランタウパンジャン線を使ってマレーシアとタイとのあいだを走る定期旅客列車はもうかれこれ20数年運転されていません。
 

僕が知っている限りだと、マレー鉄道西海岸線が大雨による冠水のため長期不通になったとき、イースタン&オリエンタルエクスプレスの客車が東海岸線を迂回して、このランタウパンジャン線を使いタイ国鉄へと入っていったことがあるくらいです。また、貨物列車がランタウパンジャン線を通ってるのを見たという情報もときどき聞きます。
写真を見るとわかるように、ランタウパンジャン駅はわりときれいに整備されていて、列車が運行しても問題なさそうに見えますし、線路も錆びてはいなくて、定期的に何らかの手入れがされているように見えます。
 

マレー鉄道東海岸線のパシルマス駅近くのロータリーには「タイとのあいだに列車を走らせよう!」的なPR看板も見ることができます。しかし、現実はなかなか難しいと思います。西海岸線のパダンブサール駅を介して行われる乗り入れも2国間を走る客車は2両と短く、KTMマレー鉄道、SRTタイ国鉄ともにあまり積極的とは思えませんから。それに、ここ4、5年続いているタイ深南部の治安悪化もこの国境をまたぐ列車の運行再開の妨げになっていますね。
 
列車の旅好きにとっては、せっかく線路がつながっているのだから、旅客列車を走らせてほしいな、と思います。

2008年2月20日水曜日

ロティチャナイ


インド系マレーシア料理で朝食やおやつに人気のメニューです。
作り方は、なかなか見ごたえのあるパフォーマンスで職人技を感じさせます。まず、小麦粉などをこねて生地をつくり、油を塗って台の上で軽く伸ばします。そのあと、両手を使って空中でぐるんぐるんと回していき、生地を透き通るほど薄く広げていきます。最後に、これをたたんで鉄板で焼けばロティチャナイの出来上がり!カレーソースにつけていただきます♪
 


ちなみに、ロティは「パン」、チャナイは「伸ばす、広げる」という意味だそうです。
また、バリエーションもいろいろあって、卵入りのロティトゥローのほか、蜂蜜入りやコンデンスミルク入りの甘いもの、輪切りにしたバナナを入れて焼いたもの、などあります。甘いロティチャナイもなかなかイケますよ(^^)

2008年2月19日火曜日

KAYA


ココナッツミルク、卵、砂糖から作られた"カヤジャム"
そのカヤジャムとバターをカリカリに焼いたパンに塗ったものが"カヤトースト"
甘あまのテータレやマイロと一緒にいただきま~す\(*^o^*)/
口に入れると、カヤの甘さとバターの塩味が複雑に交わり、ココナッツの香りが口の中に広がってきて最高!カヤは、マレーシアやシンガポールでは朝食やおやつの定番です。
 
僕は、そんなカヤジャムをマレーシアに行くとたくさん買い込んできてしまいます(^^)
写真の Kaya King は、コンビニやスーパーなどで買える一個 RM 2.10 のもの(パンの棚にあります)です。茶色のオリジナル(アスリ)の他、パンダンという葉っぱを香り付けとして、また色付けとして用いたうぐいす色のものもあります。
 
ちょっと調べてみたら、シンガポールのローカル・ファーストフード店としておなじみの ヤクン・カヤ・トースト が東京にも進出していました。
 
家にあるカヤジャムがなくなったら、行ってみようかな♪

2008年2月18日月曜日

マレー鉄道東海岸線のローカル列車に乗ってみよう


マレー鉄道東海岸線のローカル列車に乗ってみよう!
 
マレー鉄道の東海岸線にはノンエアコンのおんぼろ客車によるローカル列車が運転されています。このローカル列車、クランタン州の幹線道路から外れた地域の人々にとっては唯一の公共交通機関だったりもします。列車の車内はかなりくたびれていて、お菓子や飲み物の物売りも乗車しています。夜行列車で通り過ぎてしまうことの多い旅行者にはなかなか縁遠いこのローカル列車ですが、車窓に広がる熱帯雨林のジャングル風景も含め、なかなかよいものです。
 
以下に比較的、乗りやすい列車をご紹介します。
コタバル方面への到着は、急行列車利用時よりも3時間ほど遅くなります。
 KLセントラルグアムサン パシルマスワカバル トゥンパッ 
XW/1620300606 → 091909360955
   ↓乗り換え    
MEL82 0700 → 121212331255

クアラルンプールを夜 20:30 に出るエクスプレス・ワウ (XW/16) に乗車すると、翌朝6時過ぎにはマレー半島内陸部の町グアムサンに到着します。ここで1時間弱の待ち合わせで東海岸線のローカル列車 MEL 82 に乗り換えることができます。駅の食堂などで朝食をとるのにちょうどよいでしょう。
 
グアムサンを出たローカル列車は、見た感じ駅ともいえないようなみすぼらしい小さな駅にもひとつひとつ停車していきます。途中、反対方向の列車との行き違いで長く停車する駅もあります。5時間以上におよぶ列車の旅で、マレーシア内陸部の大自然とカンポン(田舎)風景を楽しむことができるでしょう。
 
この MEL 82 列車、タイ国境へ向かう人の下車駅、パシルマスには12時過ぎ、コタバルへ向かう人の下車駅、ワカバルには12時半頃、終点のトゥンパッには13時前に到着します。3駅とも路線バスに乗換えができます。
 
3時間余分にみれば楽しめるマレー鉄道ローカル列車の旅、いかがですか?

2008年2月17日日曜日

VISIT MALAYSIA RAILPASS


VISIT MALAYSIA RAILPASS には5日間用、10日間用、15日間用とあり、それぞれの期間内KTMマレー鉄道が乗り放題というものです。1等車の座席でも3等車でも自由に選択できます。ただし、夜行列車で寝台車を利用する場合は別途、寝台利用分だけ料金がかかります。
 
○ VISIT MALAYSIA RAILPASS の値段
 
   大人    子供  
  5日間用    US$ 35    US$ 18  
  10日間用    US$ 55    US$ 28  
  15日間用    US$ 70    US$ 35  
         ※ これをリンギット、もしくはシンガポールドルに換算する。
 
○ 寝台利用時のエクストラチャージ
 
  上段下段
2等寝台
(Superior Night)
RM / SGD 14.00RM / SGD 20.00
1等SD個室寝台
(Premier Night Standard)
RM / SGD 21.00RM / SGD 30.00
1等DX個室寝台
(Premier Night Deluxe)
RM / SGD 59.00RM / SGD 79.00

 
レイルパスには有効期間のほか、名前、パスポートナンバー、国籍などが係員の手書きで記されます。列車に乗る際には窓口でこのレイルパスを提出すると座席を指定したチケットを発券してもらうことができます。
 
レイルパスの発売駅は、KLセントラル、シンガポール、ジョホールバル、バタワース、パダンブサール、ポートクラン、ワカバルの各駅。チケットの発券はどこの駅でも可能です。
 
○ どれくらいお得なのか?
 
例えば、KLセントラル駅で5日間用のレイルパスを購入するとする。US$ 35、リンギットに換算して約 RM 120。 KLセントラルから南下し、ジョホールバルまでの1等車座席の値段は RM 64 なので、往復するだけで軽く元が取れてしまう。 また、割高になりがちなシンガポールからの乗車ならさらに元は取りやすい。

2008年2月16日土曜日

マレー鉄道の寝台

 
 
Superior Night (ADNS) 2等寝台
 
1両に上下あわせて40寝台ある。
上段にも細長く窓があります。
 
マレー鉄道では基本的に、朝になっても寝台を解体して座席に戻すことはしない。
 

 
 
Premier Night Standard
  (ADNFB) 1等SD個室寝台

 
2人用の個室が1両に8室ある。
個室内にはテーブル、洗面台、調整可能なファンなどがある。乗車後、飲み物と菓子パンなどお菓子が配布されます。
 

 
 
Premier Night Deluxe
  (ADNFD) 1等DX個室寝台

 
2人用の個室が1両に6室ある。
個室内にはテレビ、シャワールーム、トイレなどがあり、石鹸、タオルも備わる。ウェルカムドリンクや軽食のサービスもある。